鉄印帳はどこで買えるのか、販売駅と都内の書店、通販の有無をまとめてお伝えします。
始める前に、こんな点が気になっていませんか?
- 鉄印帳を始めたいけれど、近くに売っている駅があるのか分からない
- 遠くまで行かずに、通販やネットで買える方法はないのか知りたい
- 通常版とフリー版、エリア版のどれを買えばいいのか迷っている
せっかく旅の計画を立てるなら、最初の1冊でつまずきたくないですよね。
迷いやすいのは、鉄印帳が本やグッズと違い、鉄道会社の窓口で売る仕組みになっているからです。
鉄印帳がどこで買えるかを調べた結果、次のとおりでした。
- 参加している41社の駅の窓口で販売
- 東京の書泉2店と大宮のRAILYARDでも扱いあり
- 通信販売は行っておらず、ネットでは買えない
ここからは販売駅の探し方と、種類ごとの値段の違いを詳しくご紹介しますね。
窓口によっては品切れのこともあるので、出かける前に在庫をチェックしておくと安心です^^
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鉄印帳はどこで買えるか結論
鉄印帳は参加鉄道会社の駅の窓口か、都内と大宮の限られた店でしか買えず、ネット通販はありません。
まずは買える場所と買えない場所を、3つに分けてお伝えします。
参加鉄道会社の駅の窓口で買える
鉄印帳(てついんちょう)は、全国の第三セクター鉄道などが集まる第三セクター鉄道等協議会が始めた、御朱印の鉄道版です。
2020年7月10日に始まり、参加する鉄道会社の指定窓口で鉄印帳を買い、各社の鉄印を集めていきます。
旅行読売のサイトたびよみでは、2026年4月時点で41社の販売駅が案内されていました。
販売が終わるという告知は見当たらず、いまも各社の窓口で買える状態が続いています。
東京の書泉と大宮のRAILYARDでも販売
駅以外では、東京の書泉グランデと書泉ブックタワーが販売場所として案内されています。
埼玉では、大宮のGENERAL STORE RAILYARDも取扱い先に並んでいます。
参加鉄道会社の路線は地方に多く、首都圏からすぐ行ける駅は限られるので、旅に出る前に1冊用意しておきたい人に便利です。
ただし店の在庫は入れ替わるので、行く前に電話で取扱いを確かめておくと空振りを防げます。
駅売店で買える鉄道グッズの探し方は、こちらの記事でも紹介しています^^
東急プラレールどこで買える?駅売店toksや通販・再販情報と在庫確認のコツまとめ
通販やネットでは買えない
たびよみの案内では、鉄印帳は当面通信販売を行わず、駅などでの販売のみと明記されています。
楽天市場で鉄印帳と検索しても、出てくるのは御朱印帳などの別の商品でした。
肥薩おれんじ鉄道のページには、読売旅行や日本旅行の旅行商品としても販売すると書かれていて、ツアーに参加して手に入れる方法はあります。
販売駅と買うときの注意
ここでは、地方ごとの販売駅と、窓口で買うときに気をつけたい点を紹介します。
販売駅は1社に1〜数駅だけで窓口の時間も決まっているので、駅名と受付時間を調べてから出かけるのが鉄則です。
地方ごとの主な販売駅
41社の販売駅を地方ごとに分けると、次のようになります。
自分が行ける範囲にどの会社があるかを先に見ておくと、最初の1冊をどこで買うか決めやすくなります。
| 地方 | 社数 | 販売駅の例 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 8社 | 五稜郭駅・宮古駅・福島駅 |
| 関東・甲信越 | 8社 | 大間々駅・大洗駅・直江津駅 |
| 北陸・東海 | 10社 | 富山駅・金沢駅・新豊田駅 |
| 近畿・中国・四国 | 9社 | 天橋立駅・智頭駅・中村駅 |
| 九州 | 6社 | 佐世保駅・高森駅・八代駅 |
たびよみの販売場所一覧(2026年4月1日更新)をもとに、会社の所在地で地方を分けました。
北陸・東海は富山駅や金沢駅など大きな駅で買える会社が多く、新幹線の旅のついでに立ち寄りやすい地方です。
一方で東北には、阿仁合駅や長井駅のように大きな乗り換え駅ではない駅が窓口の会社もあるので、乗る計画と合わせて考えましょう。
販売時間は窓口の営業時間で決まる
鉄印帳を買えるのは、販売駅の窓口が開いている時間だけです。
たとえば肥薩おれんじ鉄道の川内駅は通年6時20分から17時40分までで、夕方に着くと閉まっていることがあります。
北越急行は十日町駅の窓口が7時から19時までですが、直接記帳の受付は平日9時30分から17時30分と別の時間になっています。
このように会社ごとに、さらに販売と記帳で時間が違うので、各社のホームページで両方を確かめておくと安心です。
売り切れと在庫確認の電話
たびよみの案内には、品切れの場合もあるので事前に各窓口へ確認するよう書かれています。
販売駅は1社あたり1〜数駅しかなく、入荷の日も予定どおりとは限らないため、時期によっては品切れになります。
何時間も列車に乗って着いた駅で売り切れていたら、旅の予定がまるごと崩れてしまいます。
出発の前日までに販売駅へ電話して在庫を聞き、入荷の知らせは各社のサイトや鉄印帳の公式Xで追っておきましょう。
1人1冊までと取り置き不可の会社
会社によっては、1人が買える冊数や予約の扱いに決まりがあります。
肥薩おれんじ鉄道では1人1冊までで、取り置きや電話での予約は受け付けていないと案内されています。
家族や友だちの分もまとめて頼まれたときは、本人と一緒に窓口へ行く必要があるかを先に聞いておくと確実です。
最初の1冊は乗る路線の駅で買う
通常版の鉄印帳は、基本的にどの会社の窓口で買っても中身は同じ全社共通の1冊で、ページには各社の記帳欄が並んでいます。
鉄印をもらうにはその会社の乗車券が要るので、実際に乗る予定の路線の販売駅で買えば、その場で1つ目の鉄印まで進めます。
ただし表紙の色は会社ごとに扱いが違うため、好きな色があるなら、その色を置いている会社で買うのがおすすめです。
鉄印帳の値段と種類の違い
ここでは、通常版やフリー版、エリア版など鉄印帳の種類ごとの値段と、選ぶときの違いをまとめます。
全社を集めてマイスターを目指すなら通常版、行ける範囲で楽しむならエリア版かフリー版が合います。
通常版は2,500円で色は会社ごと
通常版の鉄印帳は税込2,500円で、2025年6月1日に2,200円から値上げされました。
作りは蛇腹折りの48ページで、大きさはタテ16cm×ヨコ11cmです。
一般的な御朱印帳と同じくらいの大きさなので、小さめのショルダーバッグにも入ります。
表紙の汚れや角のすれが気になるなら、11cm×16cm用として売られている御朱印帳のビニールカバーが寸法の合う目安になります。
表紙の色は、肥薩おれんじ鉄道が紺・ピンク・緑の3色、愛知環状鉄道は紺色だけと、会社によって扱いが違います。
フリー版は1,500円でマイスター対象外
フリー版は税込1,500円で、記帳ページに会社の指定が無く、どの会社の鉄印でも自由に入れられる鉄印帳です。
全国は回れない、限定の鉄印を貼る場所が足りないという声を受けて、2021年4月に登場しました。
気をつけたいのは、フリー版で全社を集めても鉄印帳マイスターの認定は受けられない点です。
近場の数社だけを楽しみたい人や、限定印を集める2冊目として持つ人に向いています。
フリー版はどこで売っているか
フリー版も、基本は参加鉄道会社の窓口で通常版と一緒に売られています。
北越急行は十日町駅で通常版とフリー版の両方を販売していて、のと鉄道も穴水駅での販売を案内しています。
ところが愛知環状鉄道は通常版だけの販売で、フリー版は駅で行うイベントのときに売ると書かれています。
つまりフリー版は、どの窓口でも常に置いているとは限りません。
フリー版が目当てなら、行く会社のホームページで取扱いを確かめるか、電話で聞いてから向かいましょう。
東海や近畿などエリア版は1,800円
エリア版は、地方ごとの鉄道会社だけをまとめた鉄印帳です。
- 東北・道南エリア版(2024年10月発売)
- 東海エリア版(2025年3月発売・16社)
- 中国・四国エリア版(2025年6月発売)
- 近畿エリア版(2025年12月発売・10社)
東海エリア版は税込1,800円、近畿エリア版も予価1,800円と案内されていて、通常版より700円安く始められます。
近畿エリア版は24ページで、10社の指定ページのほかにフリースペースが9ページ付いています。
売っているのはそのエリア版に参加している会社の駅なので、住んでいる地方のエリア版から始めるのが気軽ですよ。
通常版に記帳できない東海エリアの鉄印
東海エリア版では、伊豆急行や大井川鐵道など、それまで鉄印帳に参加していなかった会社が加わりました。
たびよみの案内では、通常版の鉄印帳にはこうした会社の記帳スペースが無いため、通常版では鉄印を買えないとされています。
通常版だけを持って伊豆急下田駅まで行っても、鉄印をもらえずに帰ることになりかねません。
エリア版から加わった会社の鉄印が欲しいときは、東海エリア版かフリー版を持って行くか、その場で買いましょう。
桃鉄印帳は2,200円のコラボ版
ゲームの桃太郎電鉄とコラボした桃鉄印帳もあり、税込2,200円で販売されています。
コラボは2026年6月13日から第2弾が始まり、桃鉄印は46種類で各300円です。
販売場所は通常版と同じく参加鉄道会社の指定窓口ですが、完売を告知している会社もあるので、在庫の確認は欠かせません。
鉄印帳デジタルはスマホで550円から
紙の帳面を持たずに集められる、鉄印帳デジタルというWEBアプリもあります。
2024年3月19日に始まり、無料でユーザー登録したあと、駅などにあるQRコードを読み取って鉄印を買う仕組みです。
デジタル鉄印は1個550円(税込)からで、支払いはクレジットカードかApple Payです。
帳面を買う手間は無くなりますが、手書きの墨の味わいを手元に残したい人には紙の鉄印帳のほうが満足できるでしょう。
鉄印のもらい方と集め方
ここでは、鉄印帳を買ったあとに鉄印をもらう手順と、集めるときのルールを紹介します。
鉄印は鉄印帳と乗車券を窓口で見せて記帳料を払うともらえ、どちらか1つでも欠けると買えません。
乗車券の提示と記帳料300円から
鉄印をもらうときは、その会社の指定窓口で次の3つがそろっている必要があります。
- 鉄印帳(フリー版やエリア版を含む)
- その会社の路線の乗車券やきっぷ
- 記帳料(300円から)
乗車券が要るのは、実際にその路線に乗って駅に来た証として鉄印を渡す企画だからです。
北越急行では、鉄印帳を2冊以上持っていて同じデザインの鉄印をもらう場合、冊数と同じ枚数の切符が必要と案内しています。
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手書きと書き置きの違い
鉄印には、窓口で鉄印帳に直接書いてもらう手書きと、紙に書かれたものを受け取る書き置きがあります。
肥薩おれんじ鉄道では、八代駅が手書きと書き置きの両方、川内駅は書き置きだけと駅によって分かれています。
書き置きは自分で鉄印帳に貼るので、のりや両面テープを旅の荷物に入れておくと、その日のうちに整理できます。
手書きは時間がかかることもあるため、発車時刻の直前ではなく、余裕を持って窓口に向かいましょう。
御朱印帳やノートには記帳できない
鉄印は指定の鉄印帳にしか記帳されず、手持ちの御朱印帳やノートには書いてもらえません。
転売を防ぐため、鉄印帳を家に忘れた場合も鉄印は買えないとされています。
また、1冊につき違う種類の鉄印は何枚でも買えますが、同じ種類を何枚も買うことはできません。
旅の朝、財布やスマホと一緒に鉄印帳をかばんに入れたかを確かめるのが、鉄印集めのいちばん大事な習慣です。
全社そろえるとマイスターカード
通常版の鉄印帳に記載されている40社の鉄印をすべて集めると、希望者は鉄印帳マイスターカードを発行してもらえます。
申し込みは、鉄印帳に名前と住所、電話番号を書き、1,000円分の切手を同封して旅行読売出版社の鉄印帳係へ送る方法です。
送るときは追跡できる宅配便などを使うよう案内されていて、認定されるとシリアルナンバー入りのカードが鉄印帳と一緒に戻ってきます。
2022年9月にはマイスターが1,000人に届き、カードを見せると特典が受けられる会社もあります。
通販が無い理由とネット出品の注意
ここでは、鉄印帳が通販で買えない理由と、ネットで見かける出品に手を出す前に知っておきたいことをまとめます。
鉄印帳は現地へ足を運ぶための企画なので、唯一の特例だったネット販売も終わり、正規の入手先は窓口だけになりました。
くま川鉄道のネット販売は8月末で終了
熊本県のくま川鉄道は、2020年7月の豪雨で被災して以降、特例として鉄印と鉄印帳をインターネットで販売していました。
そのネット販売は、2026年8月末で終了すると同社のホームページで告知されています。
2026年9月20日に全線での運行再開を予定していて、今後は窓口で鉄印を求めてほしいとしています。
同社は、鉄印は実際に路線に乗って駅に来てもらった証として渡すもの、と説明していて、ここに通販が無い理由がよく表れています。
フリマアプリの出品は公式の販売ではない
フリマアプリやオークションで鉄印帳を見かけることがありますが、どれも公式の販売ではありません。
鉄道各社は転売目的の購入を防ぐため、1人1冊までにしたり、鉄印帳が無いと鉄印を売らなかったりしています。
定価を上回る値が付いていることもあり、中身や状態を窓口のように確かめてから買えない点も心配です。
2,500円で窓口から新品が買えるので、最初の旅の楽しみとして駅で買うのがいちばん気持ちよく始められますよ。
鉄印帳はどこで買えるかまとめ
鉄印帳がどこで買えるか、ポイントを振り返っておきます。
- 参加41社の駅の窓口と、書泉2店・大宮RAILYARDで販売
- 通信販売は無く、くま川鉄道の特例も2026年8月末で終了
- 通常版2,500円、フリー版1,500円、エリア版1,800円
- フリー版は常に置いている窓口ばかりではない
- 鉄印は鉄印帳と乗車券、記帳料300円からでもらえる
買う場所と種類が決まれば、あとは乗りたい路線を選ぶだけです。
窓口で受け取った1冊目は、これから増えていく旅の記録の最初のページになります。
車窓の景色と一緒に鉄印が1つずつ増えていく楽しさを、ぜひ味わってみてくださいね。
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